論理的思考力とは・・・ (その1)
こんにちは、シオンセミナーの教室長です。
今日から論理的思考力について、私なりの解説をしていきたいと思います。
簡単に言うと、論理はつながりを意味します。
【文と文のつながり、語句と語句のつながり、段落と段落のつながり】
をいい加減にしてはいけない、ということです。
普段の日常会話や文章を読むときに、前後のつながりを気にして、日本語に接していますか?
何も考えずに日本語を使っている人は、注意しなければなりません。
気をつけていないと論理がない (無論理な) 人間になってしまいます。
ちなみに、あなたは接続詞を正しく使えますか?
接続詞をなんとなく使っている生徒は、特定の接続詞を使って正しい文章を書けません。
短い文は書けても長い文になると、途端にできなる子も多数います。
どうしても書いてある内容を重視してしまう傾向にある生徒ほど、
論理はつながりが大事で、形式が大切なんだよ、ということが理解できません。
接続詞の働きや使い方をマスターするだけで、
論理的に考える際の1つめの課題がクリアーしたことになるんですが...
接続詞の使い方を勉強できる教材として、
優れているものは 福嶋隆史さんの『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』です。
3つに接続の働き(言い換え・対比・因果関係)に分けて説明している点がわかりやすいです。
現代文が苦手だ・現代文の点数が安定しないという生徒は、これぐらいの教材からスタートするといいと思います。