日本語をきちんと読むとは・・・ (その3)
大きめの本屋さんに行ってみると、小学生対象の現代文の教材が山のようにあります。
私が小学生だった頃 (約25年前)には、これほど種類があったと記憶していません。
中学受験がそれだけ流行していることを示しているんでしょうね。
有名な本として、『出口汪の新日本語トレーニング』があります。
ぜひ本を手にとって、中身を見て欲しい本です。
例えば、この本を高校生にやってもらうと、 1度の勉強で終わらせることができません。
たいてい、60分前後で集中力が切れてしまいます。
(本当に易しい教材ですので、集中力が切れるのは当然と思わないでください)
この本に書かれているような日本語でさえ、読み続けることができない。
1度で解ききることができない、ということが高校生の日本語を理解する力の低下を示しています。
まずは日本語を操るリハビリ・トレーニングから始めるべきでしょうね。
他にも、福嶋隆史さんや早瀬律子さん、
塾生にしか教えたくない著者など、多くの教材があります。
何をどれだけやればいいのか? って悩んでしまうぐらい種類が豊富です。
小学生の教材だからって、馬鹿にしてはいけません。
現代文の基本的なルール・ポイントはほとんど全て網羅されています。
大学入試を目指すといって、大学受験用の教材にこだわることはないのです。
シオンセミナーは、あなたの学力や状況に合わせて、「何を・いつまでに・どのように」勉強していけばいいのかを提案します。
あなたの日本語力を大きく改善できるのがシオンセミナーです。