考える力 と 覚える力。 (その1)
こんにちは、シオンセミナーの教室長です。
今日から思考力 -考える力- について述べたいと思います。
ズバリ、あなたは考え続けることが好きですか?
最初のうちは興味を持てたとしても、
考え続けることが苦手な子が過半数程度、存在するような気がします。
その原因は、普段勉強している環境が覚える能力を問うような問題に囲まれているからです。
ちなみに高校の定期テストはテスト範囲が決まっています。出題される問題が決まっています。
効率的に勉強するなら、解き方を丸暗記してしまいますね。
すぐに解答・解説を見ずに、しばらくの間じーっと考え続けることを日課にしている生徒は少ないと思います。
私は、それが成績があがらない大きな原因と考えています。
覚えてしまえば解けてしまう問題(何度も演習することで解き方を丸暗記できる問題)は悪です。あなたが賢くなる機会を奪っている、と考えています。
どうしてそうなるのか?、なぜなのか? 、自分の考えをきちんと持つ、というようなことがとても大切なことに気がつくことが大事なのです。
覚える力がない生徒は考える力がありません。
考える力がある生徒は徐々に覚える力がついてきます。
安易に覚えることに逃げずに、いかに考え続けることができるか真剣に向き合ってみてはいかかでしょうか。
[注]思考力を鍛えるものとして、宮本哲也さんが数多く出版しているパズルシリーズ等が手頃です。