考える力 と 覚える力。 (その3)
こんにちは、シオンセミナーの教室長です。
2020年に教育改革 (高大接続改革) が行われようとしています。
「センター試験がなくなる」といった話は聞いたことがあるかもしれません。
簡単に説明すると、
過度の受験競争の見直しから、ゆとり教育が始まりましたが・・・
大学入試の改革は何も進まず、 "暗記力" が問われる問題形式が続きました。
暗記力が問われる問題演習になれた大学生は、覚える能力はあっても考える力がありません。
受験を経験したことがある方々は、数多くの覚えること(暗記項目)があったことを覚えていると思います。
これでは、今後日本がグローバル時代を生き抜くことができないのではないのか。
そのため、2020年の教育改革によって、大学入試で問われる「より多く覚え、より早く解く」といった受験ルールを一掃し、思考力を問う問題形式に変えていこう、ということです。
(「ゆとり教育」の見直しは、2011年から徐々に始まっています。)
これは、暗記中心の受験勉強をされてきた先生たちにとって、恐怖です。
論理を知らない・分からない生徒に、論理を教えることができるのでしょうか。
私はかなり難しいと考えています。