シオンセミナー 教室長 Blog

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読むことと書くことのメカニズムは同じ!

こんにちは、シオンセミナーの教室長です。

 

今日は、鈴木信一さん著作の『書く力は、読む力』の冒頭にある言葉を紹介します。

 

【書けない人は、ちゃんと読めていない】

「自他ともに認める本読み」なのにちょっとした文章も書くことができないー。うまくまとめて書いたつもりが、読みにくいといわれたー。

なぜ、こんなことが起こるのか。それはあなたが日ごろ正しく文章を読めていないからである。つまり、個人の直感で読みたいように読んでしまっていて、文章のしくみや構成、言葉のかかり方を論理的に読みとることができていない。論理的に読めていないから、論理的に書くこともできない。

読むことと書くことは、表裏一体である。この原理がわかれば、誰でも無理せず「読める文章」が書ける。

 

 

大学入試では読解問題を解く、つまり読む練習を中心に行います。

書く練習をする必要はないのでしょうか?

鈴木さんの「書けないということは、ちゃんと読めていない(のではないか?)」という指摘は的を得ています。

 

今後は、読むことだけにこだわらず、自分の意見を述べる・論理的に説明するという能力を養うことが、高校生に求められる重要なポイントになると思います。