読書の秋。
今日は1日読書をしていました。
読んでいた本はこちらです。
Blended: Using Disruptive Innovation to Improve Schools
(邦題は、『ブレンディット・ラーニングの衝撃 「個別カリキュラム×生徒主導×達成度基準」を実現したアメリカの教育革命』マイケル・B・ホーン著)
この4〜5年間、教育者のバズワードはアクティブ・ラーニングです。
「能動的な学習」を意味するアクティブラーニングという言葉を聞いたことがありますか?
学校でプロジェクト学習やプレゼンテーション、ディベート等を授業に取り組むようになっていますよね。 あれです。
生徒全員が “意識高い系”の生徒になるべきと言わんばかりのものです。
私は好きじゃないんですけど。
この本にはこうあります。
教育は生徒主導のもので、各個人の能力にカリキュラムをあわせるべきで、ふむふむ…
こういったことは、少人数制の学級やICT といった技術革新によって克服可能であると。
破壊的イノベーションの例として、蒸気機関・自動車の発明やスマホの普及などが挙げられます。言い換えると、私たちの日常生活を以前と全く異なるものに変えてしまうような変化を指します。
日本の学校教育において、そんな変化が起こるのか? 可能なのか?
すでに人口減少社会、若者が減っていくことが確実な日本において、教育環境を破壊的に変革しなければならないことは自明なんですが、どうなることでしょう。